
MEDULLA
濡れ髪のまま寝ると...本当に怖いダメージと水の関係
こんにちは。 MEDULLAスタッフの守田です。
ツヤツヤの美髪は誰もが憧れるもの。MEDULLAのシャンプーをオーダーされるお客さまも"ツヤツヤ"が一番の理想だとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
その"ツヤ"を奪ってしまう一番身近な敵が"水"。「濡れた髪のまま寝ると髪が痛む」という話はよく聞きますが、実は水分を含んだままにしておくことは頭皮にも悪影響なのです。
今回は、髪を濡れたままにしてしまうと生じる髪の毛と頭皮へのダメージと、それを解決するためのドライテクニックを紹介します。
正直毎日のシャンプー後のドライはメンドくさいもの。(私も苦手です...)
でも正しいドライテクを習得すると翌朝の寝癖直しが楽になります。
正しいヘアケア知識と毎日の簡単なテクで、健康的で美しい髪を手に入れましょう!
髪は濡れただけでもダメージを受けてしまう
そもそも髪のツヤは、髪の表面のキューティクルのキメが整うことによってもたらされます。そのキューティクルは水に濡れると開き、乾くと閉じるという性質を持っています。
実はキューティクルが開いた状態とは、キューティクル自体が剥がれ落ちやすい危険な状態!
つまり髪が濡れてる時は、ツヤやかな髪を作ってくれるキューティクルが損傷しやすいとっても無防備な状態なのです。この状態だけでも髪の毛は大ダメージを受けていると言えます。
さらにこのまま寝てしまうと、摩擦や過度な水分の蒸発などのさらなるダメージを与えてしまいます。実はパーマやヘアカラーで与える髪への負担以上にツヤ髪の天敵となるのが濡れ髪の放置なのです。
頭皮に水分が残った状態はニオイやかゆみの原因にも
頭皮が乾いていない状態だと、頭皮に残った水分の周りに皮脂膜ができ、これを放置することで雑菌が繁殖してしまいます。
これはニオイやかゆみの要因になってしまうのです。ひどい場合は炎症に繋がる場合も。
いくら髪がキレイに見えても、ニオイやかゆみがある状態は気持ちが良くないですし、健康的ではありません。
濡れ髪の放置は、キレイな髪を保つためには日々の生活の中でも一番の危険行為とも言えます。美しいツヤ髪と健康な頭皮のためにも、きちんと正しくドライをすることが大切です。
正しい乾かし方で翌朝の寝グセ直しも楽チン
正しいドライの方法で重要なのは、"頭皮・根元をしっかり乾かす"ことと"風量を生かしてドライヤーの時間を短くする"ことの2点。
具体的なテクニックとしては4つのポイントを抑えておくことで、髪をダメージから守ることができます。
①まずは優しくタオルドライ
タオルドライは髪を挟んで優しくポンポンと水分を吸い取ります。濡れた髪は摩擦にも弱いので擦るのも厳禁です。
タオルドライで水分を吸い取っておくことで、ドライヤーの時間を短くすることもできます。
②ドライヤーは風量の強いものを選ぶ
髪をしっかり乾かさないといけないものの、ドライヤーの熱も髪のダメージの元。風量を生かして、短い時間で一気に乾かすのがポイントです。
③髪の毛でなく髪の頭皮を乾かす意識でドライヤーの風を当てる
髪が乾きづらい耳の後ろから襟足の部分を、髪の毛をかき分けて頭皮に乾かすようにドライヤーの風を当てます。後頭部や襟足は、下を向いた姿勢だと髪が分かれて乾かしやすくなります。
毛先はあえてドライヤーを当てなくても、根元を乾かす過程で風が当たり乾いていきます。
④仕上げに冷風を当てて更なるツヤ感を
ブラシと手ぐしで髪を伸ばしながら、髪の毛流れに沿って上からドライヤーの冷風を当てます。冷やすことでキューティクルがよりキレイに閉じ、ツヤ感の増した美しい髪に仕上げることができます。
しっかりと髪を乾かす重要性は分かっていても、時間もかかるし面倒...。でも、ここで少し手間をかけるだけで実は朝の準備の時短に繋がります。
毛先の寝癖は根元の生えグセが影響するので、きちんと夜に根元を整えておくと朝の寝癖直しが楽ちんに。
ドライの方法は新しいヘアケア用品を購入せずとも、今日から見直しができるので「髪のツヤ感が出ない」と悩んでいる方はぜひお試しください。